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スペインナショナルトレーニングセンター

CSDでの会議のあと、同じ施設にあるスペインナショナルトレーニングセンターを見学しました。このセンターは、1992年に開催されたバルセロナオリンピックの強化を目的に建設され、その後、拡張をつづけて今ではスペインスポーツのトップアスリートのトレーニングを支える重要な施設となります。DSC_4824DSC_4827DSC_4829天井が高い体操のトレーニング設備DSC_4830 DSC_4831そして、ガラス越しになりますが、新体操と競泳プールです。DSC_4832 DSC_4833そして、ジムの様子DSC_4835

これらがバルセロナオリンピックの強化のために建設された設備です。そして、屋外のフィールド設備はこんな感じです。

DSC_4839左手奥にうつっている新しい施設に向かいました。入口を入るとこんな感じでDSC_4841

バスケットやバトミントンをするコートがあり、DSC_4842

さて、これはなんの競技の施設だと思いますか?

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初めてみましたが、正解はフェンシングです。そして、重そうなオモリが並んでいるウェートリフティングのトレーニング施設が

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そして、また珍しいカヌーのトレーニングプールとマシンがありました。

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そしてこんな設備も・・・

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なんだと思いますか?  答えは・・・・・ 射撃のトレーニング設備でした。

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床に落ちている薬莢がナマナマしくないですか?いったいどういう人が射撃の選手になるんだろう?日本だと麻生太郎財務大臣(現)が射撃のオリンピック選手だったので、そういう財閥でお金持ちのスポーツなのかなぁ・・・なんて、想像していたら、案内しているハビが感じ取ったのか、「射撃の選手ってのは、ほとんどが警察官ですよ」だって。よくよく考えてみれば、そりゃそうですね。拳銃が身近にある人はなかなか他には考えつかないですから・・・

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ボクシングにトライアスロンのトレーニングルームです

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そして、広大な屋内陸上練習場です。

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あまりにもたくさんの施設が準備されていて、お腹いっぱい気味ですが(みなさんも写真みるだけで疲れたと思いますが)、これだけの施設を準備してスポーツ強化しているんだなぁ・・・と実感しました。ちなみに、どの施設も希望があれば貸してくれるそうです。はい・・・

そして、案内をしてくれたハビにお礼を言って、CSDを後にしようと玄関にむかうとこんなオブジェを発見しました。

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スペインらしくサッカーなんですが、なぜだか全員が下を向いています。落としたコンタクトでも探しているのでしょうか?でも、わざわざなぜオブジェ?なぜCSDの玄関に?

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日本的には、「上を向いて歩こう~」なんですが・・・

 

 

 

CSD(スペインスポーツ局)での会議

Lugoとの試合を終えて、翌日、コルーニャからマドリードに向かいました。CSDと呼ばれるスペイン スポーツ局の局長:ミゲル カルデナルと打合せをするためです。

CSDは Consejo Superior de Deportesの頭文字をとった略称で、CSDは Ministerio de Education, Caltura Y Deporte(スペイン文部科学省)に属している機関となります。DSC_4809

マドリードにあるその施設の外観はこんな感じです。

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そして会議室には、スポーツ局らしく下のような絵画が飾られていて

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ちゃんと机の上にネームプレートまで準備してくれていて、いかにもお役所な感じがします。

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CSDでは、我々のサバデルでの取組の説明と、日本とスペインにおけるスポーツ交流促進について、どういった協力体制がとれるのかということを話しあいました。

なぜだか、ちゃんとCSDが準備したカメラマンが出てきて記念撮影。そして翌日には、各新聞で、その写真が掲載されて記事になっていました。まぁ、段取りのいいことで・・・

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パフォーマンスで終わらせるのではなく、具体的なプログラムを提案して、とくに育成に関する協力体制を公に構築できればと思います。

この会議のあとは、CSDが管轄する国立スポーツセンターの見学に行きましたが、それはまた、明日にでも・・・