23日（日）のヌマンシア戦は、0－0の引分に終わり、負けはしませんでしたが、どうしても勝ち点3が欲しかっただけに残念感が残る試合でした。

それで、24日（月）は、試合に出場して疲れが残っている選手は軽いコンディショニングトレーニングで、途中出場や出ていない選手は、連携プレーを中心としたメニューをこなしていました。

キャプテンのイダルゴとパブロ

フィジカルコーチと草民。

コンディション調整組のコリャンテス、ファンフォ、ロンガス、キコ

残りの試合にあまり出ていない選手達は積極的に体を動かして、次の試合への出場を目指しています。

草民の怪我の回復は、ここ3日間は順調で、足首内側の痛みがとれれば、問題ないと本人も言っていました。チームの雰囲気は悪くないけど、ゴールがきちんと決められれば、また、4連勝もあり得ると話しています。

スペイン語もかなり理解ができるようになり、試合への意欲、勝ちへのこだわり、ディフエンスの徹底と、この半年間で、草民は随分と成長したと思います。ヌマンシア戦でも、中盤が収まらない時に、「あー、草民がいたらなぁ・・・」という気持ちに自然となるようになりました。シーズン残り、15試合・・・　草民の活躍に期待したいと思います。

さて、サバデルはヌマンシア戦を引分で勝ち点1を積み上げ、勝ち点合計は32となりました。しかしながら、下位チームが勝ち点3を加えたので、順位は19位と再び降格圏内に突入・・・・　はぁ・・・・　前半戦終盤の4連勝はなんだったの！？　と思ってしまいます。

しかしながら、昇格プレーオフ圏内の5位ヌマンシア、6位ラスパルマスともわずか6点差の大混戦。2連勝、3連勝で簡単に順位が入れ替わります。ますます、目が離せなくなりますよ。

まだまだ～～　　頑張れ！　サバデル！！

2月22日（金）の朝、バルセロナに入りました。

スペインでは、抜けるような真っ青な空と、照りつけるまぶしい太陽で、ここ数週間、大雪に見舞われて晴れ間が見えない、日本やアメリカの東海岸とは全くの別世界に降り立った気分です。

宿舎に入って、早々にシャワーを浴び、チームの前日練習に合流しました。

スタジアムに着いた時には、練習はほぼ最後のゲーム練習をしていました。

よく、声がでていて、明日は勝つぞという気迫のはいった練習だったので、相手は強豪のヌマンシアですが、きっとやってくれると思います。

草民は練習上がりで、マッサージ室で、ねん挫した左足のケアを受けていました。怪我から1週間たちますが、左足首の内側を痛めたようで、まだ痛々しく大きく腫れている状況でした。本人は、「これでも随分、よくなってきたんですよ。でも、全然大丈夫なんで、来週のハエン戦から復帰しますよ」と心強いコメントをしてくれました。

草民は、最近の活躍で、地元のサポーターから、TwitterやFacebookで、「草民はいつ戻ってくるんだ？草民がいないとまずいだろ」と言われるほど、チームに溶け込んでいて、点を取ってくれと期待されるようになっています。得点が、全部、頭できめているというのが不思議な感じですが・・・

そして、いつものように、スタジアム前のホセの店で昼ごはんを食べていると、サバデルBに所属した木下がやってきました。

サバデルBは現在、カタルーニャ1部でテルセーロ（第4部）昇格に向けた厳しい戦いの真っ最中で、この日はアウェイでの公式戦でした。 木下は先週チームに合流して、なかなか体が動いていると監督も褒めていたので、公式戦デビューかと期待していましたが、チームに合流して間もなく、首位争いの厳しい試合となったため、デビューは「おあずけ」になったようです。サバデルBは1-2で勝利しました。

さて、日曜日はトップチームの番なので、相手は強豪のヌマンシアですが、是非、3連敗をホームで脱出して、再び、勢いに乗ってもらいたいと思います。サバデルの綺麗な夕日に向かってぇ～～

がんばれ！　サバデル！！ 　（太陽にほえろ的に・・・古いか）