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カタルーニャ州スポーツ大賞授与式とバルセロナのローカルフード

12月17日(月)の夜、弊社:坂本がカタルーニャ州スポーツ大賞授与式に招待されて、急遽、参加することになりました。

サバデルの広報担当:アルバによると、カタルーニャ州の行政による「今年のXXX大賞」というイベントでスポーツに関係する人たちが集まるから、ちゃんとドレスアップしていかなければならないというオーダーで、どんなカッコするんだ?って感じで向かうことになりました。

で、弊社スタッフのスタッフアレクシア嬢が、メークをしておめかししてきました。いつもは、カジュアルな彼女も、アルバのオーダーで、こんな風になりました。DSC_5200

そして、カタルーニャスポーツ大賞のイベントはこんな感じで実施され

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17の表彰が、サッカー、テニス、水泳、モーターバイク、バスケットボール、シンクロナイズドスイミング等々、カタルーニャ州から贈られました。軽いカクテルパーティのあと、勿論、せっかくサバデルからバルセロナにでてきたのですから、アルバのおすすめのレストランになだれ込もうということで、いざ、街中へ。

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車中からの写真であまりよくわかりませんが、この時期のバルセロナの市街地は、クリスマスデコレーションで、街中が電飾されています。市はこのために400万ユーロ(約5億6千万円)を使っているらしい。本当に不景気なのか?スペイン??と思いながら、アルバには、なにか、バルセロナのローカルフードを・・・というリクエストをしたので、こんなところに・・・・

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がっつり、ステーキじゃん。カタルーニャのローカルフードがステーキって聞いたことなけど、まぁ、いっかということで

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前菜に野菜をオーダーして(正直、スペインの野菜は、しゃきしゃきで価格も安くて、幸せ感いっぱい)、カタルーニャのローカルフード、ステーキに。

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ステーキだから、焼いてきてくれるのかと思いきや、鉄板を持ち込んで自分で焼けって話に。焼肉に慣れている我々にとっては、こんなの別に珍しくもなんともないけど、アルバにとっては、「テーブルで自分の好みにお肉が焼けるのが、いいでしょ!」とのことなので、「だよね!」と話の腰を折らずに大人な対応の日本人たち。

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外側だけ焼いた赤身肉を、自分の好みの加減に焼く・・・ まぁ、それはそれでいいけど、焼き肉のようにタレではなく、塩で食べるのがワイルドでなかなかおいしかったです。

で、特徴的なのはお飾り的についている、アルミホイルに包まれた不思議な物体。なんだと思いますか?

答えは・・・・  じゃがいもでした。な~~~んだ、マッシュポテトみたいなもんじゃんと思いましたが、スペインオリジナルなところは、ジャガバタにアリオリソース(ニンニクバターソース)が塗りたくってあるところ。確かに、肉には勿論、合いますな。

そんなこんなで、食事をおいしくいただき、店を出ようとするときに、私が、「オープンキッチンで、肉がメインのレストランって、バルセロナのローカルフードっぽくないね。なんだか、イタリアンぽいのかな?」と話をすると、アルバが、「ううん、イタリアンではなくて、アルゼンチン料理のお店なのよ」って・・・

おいおい!!、オーダーは地元のローカルフードですけど!!

スペイン人ぽい流れですが、まぁ、おいしくいただいたので、ま、いっか。 おっと、ラテンに汚染され始めたか!?

 

 

 

 

 

カタルーニャダービーな夜!

気が付くと時間がたっていますが、11月2日のカタルーニャダービー(FCバルセロナ vs RCDエスパニョール)をカンプノウで観戦したときのご紹介をしたいと思います。

試合開始は20時だったんですが、試合前のカンプノウはこんな感じです。両チームのファンがたむろしています。DSC_5075カンプノウの上に掲揚されている旗がたなびいています。雰囲気がとてもありますね・・・DSC_5077で、さっそくスタジアムの中へ・・・ 我々の席からみたピッチはこんな感じ・・・観客席視界せま・・・・ 2階のスタンドが覆いかぶさってきていて、グランドは奥まで見渡せるんですが、なかなかの圧迫感です。そのかわり、ぼんやり写っていますが、スタンドの裏にテレビモニターが設置されていて、オーロラビジョン他が見えないので、かわいらしいテレビモニターが代替しているということみたいです。

で、早速、ゲームですが、メッシが2年ぶりの4試合無得点記録となり、あまり動きがない試合でした。DSC_5080話題のネイマール。後ろにいる観客たちも携帯電話で、ネイマールを撮っている様子が写っていますね。DSC_5102絶不調のメッシ。そして、この後、チャージを受けて転倒したV次開脚のメッシもサービスで・・・・・DSC_5112そして、フリーキックの時のメッシとシャビ。DSC_5117

で、ここからが本当に書きたかったところなんですが、実は、昨年までサバデルのチームメートだったランサロテが、途中交代で出場しました。DSC_5120DSC_5142 15分程度の出場でしたが、友人となったランサがこの大舞台でバルサの選手たちを相手に戦っているのを応援できたことは、とても嬉しい出来事でした。

ネイマールについているランサ。ピントがずれていますが、躍動感だけをお楽しみください。DSC_5147 DSC_5148セスクに激しくチャージしてイエローカードをもらい、その後、激しくセスクとやりあうランサ。DSC_5149 DSC_5150DSC_5152DSC_5155結果、バルセロナに1-0で負けてしまったエスパニョールですが、ランサロテの気合いの入ったプレーに感動した一試合でした。DSC_5159我々、サバデルが1部に昇格することも勿論ですが、ランサロテのように、サバデル出身の選手がたくさん1部の名門チームでプレーできるようになればいいと思いますね。

ナイスプレー、ランサロテ!!

ただ、カンプノウからの帰りは、大渋滞で電車もタクシーもつかまらず・・・ 大変でした・・・帰路1 帰路2

サバデルが1部に昇格すれば、カタルーニャダービーの一角を担うことになります!夢は広がるなぁ~~~~

 

 

 

日本文化を垣間見た「サロン デ マンガ」 

10月31日から11月3日まで、バルセロナでアニメをテーマにした「サロン デ マンガ」という大きなイベントにサバデルとして参加してきました。いろんな漫画のモザイクのように繋ぎ合わせたポスターがこれです。DSC_4893ドラゴンボール、鉄腕アトム、ワンピース、スラムダンク、マジンガーゼット等々・・・どういう発想でこのポスターがでてきたのか・・・ 日本だったら著作権や作者の先生たちに配慮してNGな気がしますが、スペインだから「ま、いいっか~~」

この日のバルセロナはとてもいい天気で、スペイン広場の景色はこんな感じです。この風景の中にコスプレしたスペイン人がわんさかいるのはとても不思議な光景ですが・・・DSC_4891DSC_4892__ぽっちゃとしたお腹が魅力的ですが!? スペイン人だとOKなんでしょう。

で、我々のサバデルブースとその前に展示された高橋陽一先生が描いてくれたセスク及びキャプテン翼オールスターズがこんな様子です。DSC_4895 DSC_4897高橋先生の絵には、プラスティックのガードが取り付けられてセキュリティ強化されています。まぁ、相当な貴重品ですからね。

で、開会にあたり、日本領事館がアレンジした「日本とスペインサッカー」というテーマで、会長の坂本が討論会に招待されて、スピーカーゲストで参加しました。DSC_4989開催直後のイベントとあって、それほどたくさんの人が会場に入場していたわけではありませんが、それでもたくさんの方々が集まってくださいました。DSC_4959日本人がもっているスペインサッカーへの思いや、日本人のサッカーに対する考え方の移り変わり、そして、スペイン人がもっているサッカーに対する歴史的な価値観等々・・・さまざまなテーマでのディスカッションがありました。そんな、サッカーについてのアカデミックなお話が進む中・・・  横をみるとDSC_4981DSC_4991

足がはえた「Death Note」に、そのまえで少し小柄な「L」、そして、ちょっと小太りな「進撃の巨人」が・・・  まぁ、ここはサロンデマンガ・・・ そんな不思議な雰囲気がながれる場所です。

そして、午後には、高橋陽一先生がサバデルブースに来て下さって、サイン会を行いました。高橋先生の人気はスペインでも相当なもので、それほど、告知する機会がなかったにもかかわらず、DSC_5067この行列です。時間に限りがある中、一人でもたくさんの方にサインをしようと、高橋先生に本当に、ご協力いただきました。ありがとうございます。DSC_5065DSC_5073

 

サインをしていただいた後、ファンの方の記念撮影にも応じていただきました。

DSC_5072それにしても日本の漫画文化、不思議な形でこんなに離れたスペインでも広がっていると実感します。だって、平日の初日、午後3時でこんな感じなんですから・・・Salon De Manga2

 

銃刀法違反で捕まりそうな人たちがたくさんいました・・・ (汗)